「MARTIN MARGIELA」

2026.9.19(sat)ー2026.12.20(sun)
[ Open 10:00-18:00 Closed on Wednesdays ]

rin art associationは前橋国際芸術祭の期間に併せてMartin Margielaの個展を開催いたします。

2026年4月11日から5月5日まで、登録有形文化財である九段ハウスにて開催された日本初となる大規模個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」で展示された作品を中心に再構成し、rin art association(高崎)、rin art association MAEBASHI(まえばしガレリア・前橋)、Shop rin art association(前橋)の3会場を用いて、Martin Margielaのアーティストとしての活動を総体的に紹介いたします。

また、前橋国際芸術祭のメイン会場となるアーツ前橋でも芸術祭のテーマである「めぶく。」に関連した作品の展示を行います。
Margielaの作品は人間の身体や精神に起因するオブセッション(執着)を主題とし、それらは固定的であることを拒みながら理想的な人の在り方を問いかけます。
鋭い観察眼を用いて、日常の中にある見過ごされがちな事物に焦点を当てることで生まれる作品は、平凡なものを非凡なものへと転化させ、その背後に存在する本質をあぶり出すことで、鑑賞者の思考を深淵へと誘います。
フェイクファーで覆われたオブジェクトは、通常の機能から切り離され、新たな形態として実世界に提示されます。それらはコンセプチュアルな意図を明確に備えており、表層を覆うことで内にあるものの本質的な意味を問いかけます。
また、Margielaの実践においては、過程が重要視され、過程を主体化し、未完成を示唆させることで、作品は無常である現実世界と同調しながら未来へと開かれた在り方を指し示します。
アイデアを具現化する手法においては、古典美術やシュルレアリスム、キュビズムなどと共鳴し、歴史的なアートの潮流と有効な接続を図ることで、文脈や概念の更新と転換の作業が同時に行われていきます。
ファッションを退いて以降も、Margielaにとって匿名性を維持することは、制作において必然的であり、作品に残る痕跡を想像することで、Margielaの作品を語るうえで欠かすことのできないテーマである不在性が立ち現れます。不在を考察することは存在を再考することであり、そのような二極性からなる概念は多くの作品に通底します。
オブセッション(執着)の在り方は、人それぞれに異なります。Margielaは、それぞれのオブセッションを見つめ直す契機を生み出すことで、私たちの当たり前の価値観や認識を静かに揺さぶります。
その問いは、固定された答えを提示するのではなく、変化し続ける時代を生きる私たちに向けた、一つの哲学の実践となるでしょう。

ACCESS

〒371-0022
群馬県前橋市千代田町4丁目11-22
TEL:027-289-9826
WEB:https://shoprinassociation.com
mail:contact@rinartassociation.com

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