ドリス・ヴァン・ノッテン

ドリス・ヴァン・ノッテンは1958年ベルギーのアントワープ生まれ。アントワープ王立芸術学院を1981年に卒業したのち1985年にアントワープに旗艦店「ヘット・モードパレス」を開業し、ブランドを設立。1986年にロンドンコレクションでデビュー以後、2025年に引退するまで約40年間の長きにわたり、第一線でファッション業界を牽引してきました。
ドリス・ヴァン・ノッテンのクリエーションはあらゆる自然の美しさや、様々な芸術にインスピレーションを受け、刺繍、スパンコール、最新のプリント技術などを用いて極めて繊細な世界観を作り出すことが特徴です。
深みのある美しさや、新しさを感じる鮮やかな色彩を見事に融合させた「美術品」と評される作品は、“色を自由に創り活かす”というコンセプトと、ドリス卓越したデザインセンスから生まれます。
「アントワープシックス」の1人であり、世界有数のファッションの街であるアントワープを体現するドリスのクリエーションは同業者からも非常に大きな支持を集めています。